理想の職場に出会うために

看護師の世界って転職というイベントに関わる機会が比較的多いと思っています。

理由に関しては結婚、出産という出来事から少し落ち着いた環境に転職するとか、初めての病院で数年働く中で、新しい環境にチャレンジしたいとか理由は人それぞれだと思います。

では転職に関して困るのはどのように進めていったらよいかという話です。

特に、初めての転職活動って何から手を付けたらよいのか、どのように転職を進めていったら良いのかなかなかイメージが湧きづらいかと思います。

看護師国家資格という資格があり、看護師は完全に売り手市場とはいえ、やっぱり一発で理想の職場に出会いたいという気持ちは誰でも同じなのではないでしょうか。

だからこそ失敗したくないし、慎重にもなる。

時には「転職した先が今の職場よりもっとひどい環境だったらどうしよう」とか頭をよぎって転職を踏みとどまるケースもあるかと思います。

個人的には転職を踏みとどまるという事自体は反対しません。

しかし、嫌々同じ職場で働き続けるという事は結構精神的には消耗するんじゃないかなと思いますし、個人的には理想の職場に出会うチャンスを逃してしまっているのかなと思います。

私は転職を2回経験した事があるのですが、2回とも比較的理想の職場に出会えているなと感じています。

特に今の職場は個人的には理想を超えてますので、人生を変えるほどの大きなイベントがない限り、定年まで働き続けても良いかなとも思っています。

とはいえ、転職活動において必ず転職が成功するとは限らないかなとも思っています。

だからこそ必要な手順で、なるべく失敗のリスクを減らしながら転職活動を行う事が大切だと私は思っています。

そこで今回は私の経験も踏まえつつ、理想の職場に出会い、転職を成功させるための方法について記載していきたいと思います。

目次

1転職を成功させるための確率を上げること

2転職活動で最も重要な要素

3転職活動で理想の職場に出会うための方法

1転職を成功させるための確率を上げること

冒頭でもお話ししましたが、転職は必ず成功するとは限りません。

失敗する可能性も十分に考えられます。

大切な事は、転職を成功させるための確率を上げることだと思います。

例えばですが、打率3割台のバッターと勝負をするか、そのバッターを歩かせて打率1割のバッターと勝負するかと言われれば絶対後者を選びますよね。

もう一つ例えると

10回に1回しか当たらない宝くじを買うか、5回に1回は当たる宝くじを買うかと言ったら絶対後者を選びますよね。

とっても当たり前の事を言っているんですけど、転職活動もそういう事だと思うんです。

自分が次の転職先の候補にしている3つの病院のうち、2つはほぼ理想通りの環境の病院だけど、残りの1つは見た目には分からなかったけれど、実は理想とはかけな離れた病院であったと。

ではいかにその後者の病院を選ばないようにしていくか、前者の理想の病院の2つに就職するかの確率を上げていくかという事だと思うのです。

2転職活動で最も重要な要素

では実際に、転職活動で最も重要な要素はなにかというと

「情報」

です。

これもとっても当たり前の事を言っているんですけど、これが本当に重要です。

情報って正しい情報もあれば、間違った情報も世の中には沢山あふれています。

間違った情報を元に動けば当然予想していなかった事態に巻き込まれて大失敗に繋がる可能性は高いです。

逆に良い意味で予想していなかったラッキーな事もたまにあると思いますけど、それは正直かなり少ないし、期待はしない方が良いかなと思います。

この情報をいかに駆使して転職活動に臨めるかということが転職成功の大きなカギを握ることになります。

では実際に情報を駆使するためにはどうしたら良いのかということになります。

3転職活動で理想の職場に出会うための方法

転職活動で理想の職場に出会うための方法、それは

「情報を正しく吟味して、転職を成功させるための確率を上げる」

という単純な方法です。

具体的な方法としては

1)沢山の情報を集める

2)情報を吟味する

3)自分の選んだ病院の面接にチャレンジする

になります。

一つずつ説明していきます

1)沢山の情報を集める

転職で重要な要素を「情報」とお伝えしていきました。

そこで、まずは沢山の情報を集めていきましょう。

情報の集め方については

①転職サイトに登録する

②実際に病院見学に行く

③そこで働いている友人に聞く

などが挙げられます。

①転職サイトに登録するに関して

結構世の中的には「転職サイトを利用しない方が良い」といった意見が多くあるなという印象を持ちます。

理由としては、実際に転職サイトのエージェントの交渉が入って転職が成功すると、その病院から転職サイトに紹介手数料が発生するといった理由がありました。

たしかにこれはあるかもしれないなと私自身も思います。

でも紹介手数料が発生したとして、こちらには費用がかかるわけではありません。

紹介手数料が発生する事によるデメリットは、その病院に就職希望をする看護師が複数名いる場合です。

仮に複数人の看護師が共に経験年数や、能力値が近しいケースの場合は、当然転職サイトを利用している看護師よりも自力で応募してきた看護師の方が優遇されやすいと思います。

その場合は自力で応募した方が良かったかなと思われます。

しかしながら自力で応募するだけのパワーや知識や経験があればの話しだと思います。

自分で日程スケジュールを組んで、履歴表や面接練習や、あるいは試験対策などを行うパワーが残されていれば絶対自力でやった方が良いと思います。

ぶっちゃけてしまうと看護師として働きながら、転職活動を並行して行っていく事は相当疲れます。

だからこそ転職サイトというのが世の中で普及しているわけです。

もちろん複数回転職経験があれば、ある程度要領はつかめてくるはずなので、そのタイミングであれば自力で応募してみるのも充分にアリだと思います。

とはいえ転職サイトの利用の仕方は様々です。

そもそも転職サイトに登録したとしても、転職サイトのエージェントに転職活動のサポートを行ってもらうかは別の話しだと私は思っています。

その登録した転職サイトのエージェントの方とどうしても波長が合わなかったり、無理やり転職を勧めようとする方であれば信頼出来ませんからね。

だからこそまずは情報収集をメインにして転職サイトに登録することをオススメします。

その後、エージェントの方が信頼できる方であれば一緒に協力してもらうのも良いかと思います。

少し話は脱線してしまいましたが、まずは転職サイトに登録する事。

ここで注意するポイントとしては1つではなく、2~3つくらいの転職サイトに登録する事をオススメします。

なぜならば1つの転職サイトから情報収集したとしても、それが正確な情報とは限らないからです。

これまでの私の経験上、転職エージェントの方はとても様々な病院の情報を持っています。

しかしながらいくつかの転職サイトに登録し同じ病院の情報を聞いても若干評価が異なることがあったからです。

おそらくそれは情報のアップデートのタイミングがそれぞれの転職サイトで違うからです。

例えば、転職サイトAを利用して病院に就職した看護師が最近いたとすれば、そこから転職サイトへある程度の情報が入るわけですが、逆にそこの病院に就職した時期がかなり昔であったらそこで情報のアップデートは止まっていると考えられるからです。

ですから1つの転職サイトの情報にすべて頼りきりになってしまうとリスクが生じてしまいます。

なるべく複数の転職サイトに登録しておくと良いと思います。

ただし注意する点は2つあります。

1つ目はなるべく大手の転職サイトに登録する事です。当たり前の事なんですが、大手であればそれだけそのサイトを利用する看護師も多いわけで、その分沢山の情報が得られやすいからです。

2つ目は4つ以上同時に転職サイトに登録する事を避ける事です。

同時に転職サイトに登録すると、それだけ一度に沢山の情報が入ってくることになります。

それ自体はちゃんと整理していけば問題ないかと思うのですが、看護師という仕事をしながら、沢山の転職サイトのエージェントと連絡のやりとりをするのはとっても疲れます。

下手をすれば情報の整理もうまく出来なくなる可能性もあります。

いくつ転職サイトに登録した方が良いかはその人のキャパによるかとは思いますが、個人的には一度に沢山の転職サイトに登録する事はおススメしません。

②実際に病院見学に行く事に関して

世の中の動き的に、最近は病院見学が出来るタイミングが非常に限られてきている印象を受けます。

とはいえ、病院見学へ行くチャンスがあれば絶対に逃さないようにした方が良いと思います。

「病院見学では、その病院の悪いところが見えにくい」

なんて意見もネットでは目にしますが、裏を返せばその病院の良い所は見えやすいということです。

直接病院に見学に行くからこそ、その病院の良さも発見できるわけですし、必ずしも病院見学が無駄になることは決してないと思います。

とくに病院の方から直接情報を収集できる絶好のタイミングだと思います。

聞けることはどんどん質問した方が良いです。

かつ見れる病院の設備はどんどん見せてもらった方が良いです。積極的に質問したり、見学させてほしい所をお伝えしてもそれほどマイナスな印象を与えないと私は思います。

また、可能であれば病院の設備を見学するだけではなく働いている看護師の表情や態度を見ておくと良いと思います。

その病院がどんな病院であるかは働いているスタッフの表情や態度、看護師同士でしゃべっている雰囲気などでずいぶん分かることもあります。

ちなみに、私が今働いている職場ですが、初めて病院見学に行ったとき、看護師の方から挨拶をされたんです。

その時「ここ絶対良い病院やん・・・。」

って思いました。

あと、看護師同士が穏やかに話し合っている場面も目にすることが出来ました。

面接官の方も「質問はどんどんしてきてください。焦らずに、自分の目でしっかりと見て就職したいか決めてくださいね。」と私に言ってくれました。

病院見学でポジティブな印象を受けて、今の病院に転職しましたが、実際自分の理想を超える職場でした。

③そこで働いている友人に聞くに関して

これは友人がいればの話しです。

あとは親しい友人からの情報収集をオススメします笑

「お友達紹介キャンペーンで〇〇万円プレゼント!」といった病院でやっていることもありますが、これは当たりはずれ分かれるかなと個人的には思っています。

またあまり親しくない友人からこれをオススメされても個人的には警戒してしまいます。

親しい友人から病院の福利厚生や、有給消化に関する情報、病院全体の評価なども聞けるとそれはそれで良い情報だと私は思います。

2)情報を吟味する

次に情報の吟味です。

沢山情報を収集すればするほど、どれが正しい情報なのか悩んでしまいがちです。

とはいえ、同じような意見が多く出るという事は、それだけ同じように捉えている人が多いという事ですから比較的正しい情報なのではないかと思います。

また1つの事に関して情報が全く異なるという事は比較的少ないです。

その病院の福利厚生や有休消化率などに関しては、病院も誤ったことなんて言えないはずですし、転職サイトも間違えた情報をつたえることもほとんどないですし、そういった点は大きな問題にはならないかなと思います。

逆に多くの人が気にする点で、かつ情報が曖昧になるジャンルがあるとすれば「人間関係」の面だと思います。

これこそやはり沢山の情報を仕入れて評価していく必要があると私は思います。

もちろん、その職場全員が自分と気の合う職場であることなんてほぼないと思います。その中でもどれだけ良好な人間関係であるかを判断していきたいものです。

3)自分の選んだ病院の面接にチャレンジする

沢山の情報を集め、情報を吟味したら、あとは自分が選んだ病院の面接にチャレンジするのみです。

簡単に言っていますが、この段階が結構大変です。

転職する理由なんて人それぞれだと思いますが、面接官のウケが良い回答などは正直あるし、下手な回答などしてしまうと不合格になる可能性だって0ではないです。

当たって砕けろ的な感じて沢山の病院の面接をしてみてもそれはそれで自分の経験にもなるし、場慣れしてから、自分が一番就職したい病院の面接にチャレンジするのもアリだと思いますが、ぶっちゃけ就職活動って本当に疲労困憊になります。

私も2回目の転職の際は転職サイトで情報収集をしたうえで、最終的には転職活動は1人でやりましたが相当きつかったですね(多分私自身の能力値も低かったのもあると思う)。

1つの病院の面接を受ける事自体の体力も必要だし、看護師として働きながら面接日の設定を自力でやるなんて本当にしんどいです。

しかもこれであってるんかな・・・って思いながら履歴書をつくったり、どんな質問くるかな・・・って思いながら1人でこつこつ回答集準備するのも精神的には結構くるものがありますよ。

だからこそ個人的には、信頼できる転職サイトのエージェントに出会うのが一番良いかなと思っています。

もちろん転職サイトのエージェントに転職活動のサポートをしてもらっても疲れるものは疲れますよ。

でも全部1人でやっているという責任感と、ゴールの見えない果てしない道のりを淡々と歩くよりは、誰か一緒に伴走者がいれば正直心強いですよ。

転職が複数回あって、転職活動のコツをつかめれば徐々に1人で頑張れるようにはなってくるとは思います(もちろん個人差はある)。

まとめ

長くなってしまいましたが、まとめると以下になります。

・転職を成功させるための確率を上げるための情報収集を行う

→転職サイトの登録、病院見学、友人から情報収集

・沢山の情報から、正しい情報を吟味する

・自分の選んだ病院にチャレンジする

→出来れば信頼できるエージェントを味方につけると良い

理想の職場は必ずあると私は思っています。

今の職場で嫌々働いて、身体的に、精神的に体調を崩してしまうくらいであれば私は転職した方が良いのではないかと思います。

もちろん状況によっては転職よりも一旦看護師という仕事を休むという選択肢も0ではありません。

なによりも自分の人生がより豊かに、自分の働きたいスタイルで働ける方法を探せると良いかなと思います。

せっかく看護師国家資格を取得したのですから、その強みを存分に生かした人生やキャリアにしていきたいなと私も思っています。

この記事が皆様の転職活動の参考になれば幸いです。

転職オススメサイト一覧

マイナビ看護師



看護のお仕事

ナースではたらこ



MCナースネット



ジョブデポ看護師

ナースパワー人材センター



「転職の極意」

・自分はどんなキャリアを歩みたいか明確にする事

・自分に合った職場と働き方を見つける事

・転職サイトの登録で必要な情報収集する事

・必ずしも転職エージェントを利用する必要はない事、必要に応じて転職エージェントのサポートを受ける事

ABOUTこの記事をかいた人

「看護師としてのキャリアってなんだろう」 と日々考えているとある看護師 新人からHCU配属。HCU,ICU,ER経験。 新しいチャレンジをしてみたいと考え、思い切って企業に転職。外資系医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストとして働きだす。 企業で働き始め、「やはり看護は面白かった」と再考。 再び看護師へUターン。 「どうせなら新しい看護にチャレンジしよう。」と精神看護の道へ。 現在精神看護師として救急病棟で勤務している。 学歴 専門学校卒→放送大学卒(教養学) 学位授与機構で看護学士取得済