看護師は転職して理想の環境を手に入れた方が良い件

今回はとある看護師のキャリアを振り返りながら、看護師は転職して理想の環境を手に入れた方が良い件について記載していきたいと思います。

とある看護師の社会人初勤務の場所は総合病院で、HCUでした。その後ICU,ERにコンスタントに異動しそれぞれの場所で学びを深めました。

そして1回目の転職が外資系医療機器メーカーでした。

そして2回目の転職で現在の精神科の救急病棟で働いています。

医療現場で働く看護師は日々疲弊しています。

そして、病院独自のルールや文化があったりして、正直な所、精神的にも疲れてしまうケースって多くあると思います。

また自分のやりたい仕事(看護)を実践しようとしても、上層部から一蹴されて実現出来なかったり、給料が見合っていないと感じたり、人間関係が最悪だったり、正直今の職場にうんざりしているという看護師は多いのではないでしょうか。

そしてその現場で働き続けていると、やがて考えることをやめてしまって、淡々と仕事をこなすようになったり、あるいは自分のメンタルを崩して、どうしようもない所まで落ちてから退職する、なんてケースも私は目にしてきました。

初めて入った職場には尊敬できる先輩も何人かいました。

人間関係はそこそこ良好であった点は良かったと思っていますが、

激務を超える超激務で、

給料に見合っていない働き方だなと思っていましたし、

月に8回も夜勤をこなしたり、

職場の認定看護師もげっそりしながら働いていましたし、

定時で帰れないし、

チーム会は余裕で時間外でしたし、

病棟会も「来れる人だけ来るように」というルールでしたが、お局の無言の圧力でほぼ強制参加みたいな空気が流れており、

私が働く病棟のスタッフが一斉退職した時も、新人看護師を10人以上4月に職場に補充させて「補充完了ね?人数そろったし」と一から新人を育てなければならない病棟の事を全く考えていない看護部上層部がいたり、

その他にも看護部上層部はよく分からない仕事をどんどん追加して病棟の忙しさをさらに助長させてきましたし、

人間関係を除けば全く理想の環境とは程遠い職場でした。

「病院や看護の世界ってどこも同じような環境でしょう。理想の職場環境なんて見つかるわけがない」て思われがちです。

私自身も、そう思っていました。

現に私も、看護自体は好きでしたが、そういった訳の分からないルールにうんざりした事もあって企業への転職をチャレンジしました。

その結果、外資系医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストという職業に就き、無事に企業人としてのキャリアを始めました。

企業へ転職して、人間関係はそこそこ良好、給料はバッチリもらえるようになりました。

より専門的な技術や知識を必要とされるクリニカルスペシャリストという職業であったため、働き方はとても充実していて、企業人としての成長も感じる日々でした。

理想の環境をゲットしたかに思えました。

しかし、

夜間も緊急呼び出しで病院に向かう事もあったり、

休日も返上して働くことも少なくなく、

自分の時間をもっと大切にしたいと考え企業に転職した私にとって、この点は非常にデメリットでした。

徐々に仕事とプライベートの時間の境目が曖昧になり、「やはり企業にも理想の環境はないのかもしれない」と絶望しました。

ところがそんな私にもついに転機が訪れました。

それが現在の職場への入社です。

・学生から興味を持っていた精神看護に携われている

・より精神医療の専門的な知識が深められている

・人間関係は最強に良い(師長の半端じゃない包容力、病棟メンバーを積極的に引っ張るカリスマ的な主任、とにかく優しい病棟メンバー)

・給料もそこそこ良い

・夜勤は4~5回程度、しっかり時間通り休める(場合が多い)

・ほぼ定時終わり

上記のように環境と待遇が良く、非常に素晴らしい職場に出会う事が出来ました。まさに理想の職場です。

この理想の職場にであったからこそ、今は積極的に仕事を行い、プライベートも充実させることが出来ています。

また今後の自己実現のためにも、大卒の資格を取得するための学習を行ったり、精神医療の学習時間もとれるようになってきました。

今の環境が理想的ではないとは言え、

・次の転職先の方がもっと劣悪な環境だったらどうしよう

・今の環境が良くないとは言え、転職するのは疲れる

・少し給料が下がってしまったらどうしよう

・理不尽な上司がいたらどうしよう

とか転職を決意すると何かと障害が頭をよぎりますよね。

ぶっちゃけてしまうと、とある看護師も転職に関しては体力はすごく使いました。

また、周囲の声も気になりました。

「せっかく入れた会社なのにもったいない。」

「もう少し頑張れば仕事に慣れて楽になるかもしれないよ。」

「給料も良いんだしもう少し頑張ったら。」

私も色々言われました。

ただそれって人の意見であって、自分の考えではありません。

辛い環境で無理やり働くほど体に悪いことはありません。

とは言いつつも、

「本当に自分の理想の環境なんて存在するのだろうか」

とか今の職場に入社する直前まで考えていました。

しかし、結局行動しなければ何も変わらないのではないかなと思います。

世の中には、看護師の就職先はどこにでもあります。

病院、企業、訪問看護、施設、幼稚園、空港、クリニック

探せば色々な所で看護師は必要とされています。

その中の大量にある求人の中には理想とする職場が埋もれているはずです。

・転職には体力を使う

・次も理想の環境の職場ではないかもしれない

考えすぎると行動が出来なくなりますが、行動出来なければずっと周囲に文句を言いながら、自分のやりたい仕事も出来ず、周囲のせいにして人生を過ごすことになります。

看護師である皆さんは、看護師国家資格を無事に合格し、看護師免許を持っている方々です。

一回目の転職は失敗するかもしれません。二回目の転職も失敗するかもしれません。それでもちゃんとあきらめなければ理想の職場に出会えると私は思っています。

ただし、やみくもに情報収集をせずに転職を繰り返せば失敗する可能性は高いと思います。

・どんなキャリアプランを考えているのか

・自分はどんな看護師になりたいのか

・どんな風に働きたいのか(定時で帰りたい、時間外があってもとにかく知識を獲得できる職場が良い等)

・家からどれくらいの距離で探しているのか(引っ越しできるなら、どこの場所に引っ越すのか)

・理想とする給料(または最低ライン)はどれくらいで、どのくらいの忙しさなら許容できるのか

・どんな福利厚生を望んでいるのか

自分の方向性をまずははっきりさせる事

そしてその環境の病院をしっかりとピックアップする事です。

個人的には転職サイトの登録は必須かなと思っています(登録後、エージェントを利用するかは別として)。

コロナが蔓延する前であれば、積極的に病院に行き、直接病院を評価するという選択肢もありましたが、今の状況からするとそれは難しいと思います。

また、最近はオンラインで病院見学を実行している病院もあるようですが、これらは病院が主体なので、病院は自分の病院がいかに優れているのかしかアピールしない傾向にあります(直接病院に見学に行くのも同様のケースがあると思います)。

転職サイトもぶっちゃけるとピンキリだとは思いますが、基本的に大手の転職サイトは信頼度が高いと思います(私も経験済み)。

あとはエージェントの力量次第な所もあります。

ですから転職サイトに登録したからといって、かならずそのサイトを利用して転職活動を行わなくても良いかなと思っています。

その転職サイトの信頼度が高く、エージェントも細かい情報まで持っているのか、信頼できるエージェントなのか(レスポンスが速い、情報力、姿勢・態度など総合的に評価する事)をしっかり見極める必要があります。

その見極めを行う上でのオススメは「複数の転職サイトに登録する事」です。

複数の転職サイトに登録し、複数のエージェントと関わる中で、信頼出来て、自分に合ったエージェントを探せると良いと思います。

ただし、登録しても初めは2社~3社(多くても4社くらい)が良いと思います。

沢山登録した分、様々な情報が得られるメリットはありますが、看護師という仕事をしながら、エージェントとアポイントをとって、情報を聞くのも結構時間がかかります。エージェントが看護師の時間に合わせたとしても、4社のアポイントをとって、その時間を確保するのも結構疲れます。

あと転職サイトに登録した際、「他にどんなサイトを登録しているのか」と聞かれるケースが多いと思いますが、これは素直に伝えてもらって良いと思います。

エージェントも病院から紹介料という報酬をもらうために頑張るので、他の会社よりも良い求人を探そうと努力していただけるはずです。

一社目の職場の人間関係が良く、給料もある程度許容できる範囲なのであれば、1つの病院に留まることも、非常に良い選択だと思います。

長く働けば退職金も増えますし、同じ職場で努力を積み重ねれば、ある程度融通の利く働きやすい環境になります(働き方を間違えれば世間一般の悪いお局になる可能性あるので注意)。

でも今の時代、そうもいかないことが多くなってきています。

今の病院で理想の環境に近づけるために努力する事もとても大切です。

だた実際に今の職場で理想の環境に近づけるのには組織全体を変えなければならず、下手すれば定年になっても理想の職場にならないかもしれません。

それなら、早々に自分の理想に近い環境に転職するほうがよっぽど効率的で、自分のQOLも上げられると思います。

転職活動はすごく疲れますし、大変です。

でもその分良い職場に出会えた時の感動と、そして今後の人生の幸福度は確実に上がります。

大変な世の中になりましたが、看護師は看護師国家資格を持っているというのが非常に強みだと思っています。

以上が看護師は転職して理想の環境を手に入れた方が良い件になります。

ぜひ転職サイトを使いつつ、理想の環境に就職が出来ると良いと思います。

転職オススメサイト一覧

マイナビ看護師



看護のお仕事

ナースではたらこ



MCナースネット



ジョブデポ看護師

ナースパワー人材センター



「転職の極意」

・自分はどんなキャリアを歩みたいか明確にする事

・自分に合った職場と働き方を見つける事

・転職サイトの登録で必要な情報収集する事

・必ずしも転職エージェントを利用する必要はない事、必要に応じて転職エージェントのサポートを受ける事

ABOUTこの記事をかいた人

「看護師としてのキャリアってなんだろう」 と日々考えているとある看護師 新人からHCU配属。HCU,ICU,ER経験。 新しいチャレンジをしてみたいと考え、思い切って企業に転職。外資系医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストとして働きだす。 企業で働き始め、「やはり看護は面白かった」と再考。 再び看護師へUターン。 「どうせなら新しい看護にチャレンジしよう。」と精神看護の道へ。 現在精神看護師として救急病棟で勤務している。 学歴 専門学校卒→放送大学卒(教養学) 学位授与機構で看護学士取得済