とある看護師 外資系医療機器メーカーを辞める3つの理由

とある看護師は外資系医療機器メーカーでクリニカルスペシャリストとして働いておりましたが、この度仕事を辞める運びとなりました。

約一年程、外資メーカーで働き、とても充実した日々だったと思います。

しかし良い事ばかりではなく大変な事も多かったのは事実です。

今回、なぜとある看護師が外資系医療機器メーカーを辞めるに至ったのかを箇条書きで示していきたいと思います。

目次

①働く目的・目標を見失ったから

②私生活と仕事の両立が出来なかったから

③臨床看護師の素晴らしさを再認識したから

①働く目的・目標を見失ったから

臨床で働いていた時、専門看護師や大学院などに興味を抱きつつあったが、「本当に病院で働く経験が全てなのか?」と看護師3年目頃から疑問を抱くようになりました。

新しい事に挑戦したい、「看護師としてのキャリアをもっと追求していきたい」

という思いから看護師の経験を活かし、病院の外で働く方法を模索しました。

そして外資系医療機器メーカーへの転職を果たしました。

実際の仕事は看護の知識を生かすというよりかは、臨床経験で学んだことに加えてより医学的な視点での立場から、医療機器の適正使用に繋げる仕事でした。

より新しい知識を吸収し、様々な病院で会社の医療機器を普及させていく事に遣り甲斐を感じていた反面、看護師としてのキャリアはクリニカルスペシャリストからどこに向かうのだろうかという不安も感じました。

次のキャリアの展開を考えた時、マーケティングや営業職というものにはあまり興味が湧きませんでした。

ではクリニカルスペシャリストという仕事をより極めていくのかと自問自答したときに、それもなんだか違う感じがしました。

クリニカルスペシャリストという仕事を通じて、よりビジネス的な視点がついてきた反面、

「看護師としてのキャリア」という視点に立つと、どこかズレていっているような感覚を持ちました。

そんな感覚で働いていく中で、本来の自分が転職した目的や目標などを見失ってしまった結果となりました。

②私生活と仕事の両立が出来なくなってきたから

医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストという仕事において、顧客は患者ではなく「病院の医療従事者」です。

病院で働く医療従事者は昼夜問わず働いています。

そんな医療従事者の時間に合わせれば当然、夜遅くまで働く事もあります。

医療機器メーカーはカレンダー通りの平日5日間働く事になりますが、平日でも夜遅くまで働くケースがあったり、

顧客が使用している医療機器のメンテナンスのために土日も働くケースも0ではありませんでした。

そうしていく中でだんだんと休みの日でも仕事の事ばかりを考えてしまうようになり、思いついたら自宅でもパソコンを取り出したり、顧客からメールが来ていないかチェックしてしまったりと、仕事と私生活の区切りが上手くつけられなくなってしまいました。

そんな生活を続けていく中で、一時的にではありますが体調を崩してしまいました。

何とか体調を取り戻したものの、疲れは取り切れませんでした。

リフレッシュする時間を増やしていったものの、「完全に心が休める」という感覚はつかめず慢性的な疲労感を重ねていきました。

臨床看護師から医療機器メーカーに転職する中で、カレンダー通りで土日はしっかり休めるという期待もどこかに持っていたため、どうしてもこのギャップを埋めることが出来ませんでした。

また自分自身の仕事のON-OFFの切り替えが出来なかったのも問題であったと思います。

④臨床看護師の素晴らしさを再認識したから

一度臨床看護師から離れて、俯瞰的に見ることで臨床看護師という仕事の素晴らしさを再認識しました。

顧客先の病院訪問をしている中で、私が関わった看護師さんや、

看護師が患者さんとコミュニケーションをとっているシーンを見ている中で「看護師の仕事ってとても遣り甲斐のある仕事だったな。」と感じるようになりました。

また看護師という仕事は一人で完結出来るものではありません。

多職種とコミュニケーションをとり、必要な情報を集め、実際のケアから、統合的なアセスメントからその人に必要と思われる看護を提供していきます。

また看護師はシフト制です。自分が家で休んでいる間も、誰かが患者のケアを行い、命を守っています。

そんな当たり前の事でさえ、臨床看護師をやっている時は重要視出来ていませんでした。

私は現場を離れて、本当に看護師という仕事の重要性と素晴らしさを再認識したのです。

まとめ

以上が外資系医療機器メーカーを辞める理由となります。

医療機器メーカーで働いていた期間は1年程であり、まだ医療機器メーカーの世界を分かっていないと言われてしまえばそれまでです。

またそれと同様に私は臨床看護師という仕事をまだ十分に理解出来ていないという事も再認識しました。

もっと臨床看護師という仕事を通して、看護を学んでいきたい。

また看護師としてのキャリアというものをもっとはっきりとさせていきたい。

今はそう思っています。

引き続きブログを続けていく中で、自分自身と向き合い、看護師としてのキャリアをしっかりと構築していきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

「看護師としてのキャリアってなんだろう」 と日々考えているとある看護師 新人からHCU配属。HCU,ICU,ER経験。 新しいチャレンジをしてみたいと考え、思い切って企業に転職。外資系医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストとして働きだす。 企業で働き始め、「やはり看護は面白かった」と再考。 再び看護師へUターン。 「どうせなら新しい看護にチャレンジしよう。」と精神看護の道へ。 現在精神看護師として救急病棟で勤務している。 学歴 専門学校卒→放送大学卒(教養学) 学位授与機構で看護学士取得済