看護師が医療機器メーカーに転職するための小さな8ステップ

とある看護師は現在、外資系医療機器メーカーで企業人として働いています。

クリニカルスペシャリストという職業で、自社の医療機器の適正使用と普及拡大活動に努めるお仕事を行っています。

看護師として長年働く中で、企業に憧れを持っている臨床看護師の方もいるのではないでしょうか。

とはいっても、日々の忙しさからなかなか行動に移せない・・・と思う方もいるでしょう。

しかしそのまま行動に移せないでいては、結局の何も変わることが出来ません。

多くの人は転職を大きな一歩として捉えており、とても大変だというイメージを持っています。

しかし実際には、少しずつ、小さな一歩を止めることなく続けることが大切で、こういった行為によって転職は成功していきます。

今回はそんな方のためにその小さな一歩はどのような事なのかを解説し、「医療機器メーカーへ転職をするために行うべきこと」についてまとめました。

まずはこちらの記事を読み、小さな行動を積み重ねていきましょう。

目次

1,医療機器メーカーへ転職したい理由を明確にする

2,医療機器メーカーへ転職した際のメリット、デメリットをまとめる

3,転職サイトの登録を1つ行う

4,転職サイトのエージェントに質問をぶつける

5,書類作成

6,候補をリサーチする

7,面接練習を行う

8,面接を行い、内定をもらう

1,医療機器メーカーへ転職したい理由を明確にする

まず最初のステップは医療機器メーカーへ転職したい理由を明確にすることです。

なぜ自分は臨床看護師という職業を辞めて、医療機器メーカーで働きたいのかということをもう一度自分自身で確認します。

人によって理由は様々ですが、看護師を目指すにあたっても理由があったはずです。

それを医療機器メーカーへ転職となるとなると仕事の内容も全く別のものになります。

「臨床看護師がつらいから、別の仕事に就きたい」といったネガティブな理由を持っていてももちろん大丈夫です。

しかしネガティブな理由だけですと医療機器メーカーへ転職後も、ネガティブな理由を見つけまた別の仕事に転職・・・となりかねません。

出来れば医療機器メーカーで働きたいポジティブな理由、例えば

・臨床看護師の経験を生かして、新しいビジネス視点を磨きたい

・看護師時代の後輩指導の経験から「教える力」を身に付けたので、医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストという職業で、生かしていきたい

など明確な理由を自分の中ではっきりさせておくことが転職に失敗しないための大切なポイントになります。

2,医療機器メーカーへ転職したメリット、デメリットを整理する

次のステップは医療機器メーカーへ転職した際のメリットとデメリットを明確にするということです。

当然ですが、臨床看護師から医療機器メーカーに転職するにあたって良い面も悪い面もあります。

医療機器メーカーへ転職したいと強く思った際、意外とデメリットの方のリサーチが甘くなってしまう傾向があります。

大切な事は「医療機器メーカーの仕事が自分に合っている仕事か」という視点でリサーチする事です。

医療機器メーカー転職後は、ほぼ患者さんとお話しする機会はありません。

一つの病院に限らず、様々な病院を訪問するために車で走り回らなければならず、また場合によっては新幹線や、飛行機などの移動も必要になります。

「自分のこれまでの経験と、自分自身の性格が本当にこの働き方にフィットしそうか」

しっかりと見極める必要があります。

3,転職サイトの登録を行う

次のステップは転職サイトの登録を行う事です。

臨床看護師から、未経験の医療機器メーカーに転職する場合、私は転職サイトを利用することをオススメします。

一人でもちろん転職活動を行う事も間違いではありませんが、圧倒的に大変さが増します。

・自分にあった医療機器メーカーを自分でリサーチする

・自分で面接を申し込む

・自分で面接日程日をその会社と調整する

・一人で面接対策をする

これだけでも、看護師の仕事と並行しながら行うと思うとかなり大変です。

冒頭で小さな一歩を積み重ねて転職は成功するとお伝えしました。

初めての医療機器メーカーの転職の際は、転職サイトを利用して、なるべく自分の負担をセーブすることが転職成功のカギとなります。

4,信頼出来るエージェントを探す

転職サイトに登録したからすべてが安心とは限りません。

転職サイトのエージェントはピンキリです。

新人看護師が注射を上手く打てないように、新人エージェントは上手く自分をリードしてくれない可能性もあります。

そこである程度信頼できるエージェントかどうかを自分自身で判断する必要があります。

具体的には、エージェントに質問をぶつけてみる事です。

・医療機器メーカーの需要はどれくらいか、今後の傾向はどうか

・医療機器メーカーの仕事内容はどのようなものか

・どのような人材が求められているのか

・看護師からの転職で気を付けるポイントは何か

・年間どの程度の看護師が医療機器メーカーに転職しているのか

など自分の疑問点を全てぶつけてみる事です。

また基本的にエージェントとは電話のやりとりやメールのやり取りがメインとなりますが、レスポンスの速さなども評価した方が良いと思います。

自分がメールした後、エージェントの返信が数日かかるようであれば要注意です。

私も何社か転職サイトに登録した中で信頼できるエージェントを見つけ、その方に転職支援をして頂きました。

その方はメールでのレスポンスは30分以内に来るケースが多く、電話のアポイントも的確に守って頂くことが出来ました。

5,書類作成

次のステップは書類を作成する事です。

転職サイトに登録後、おそらくエージェントから履歴書の作成を依頼されます。

エージェント自身もまずはあなたの経歴やアピールポイントを知りたがるはずです。

経歴の記入と共に、まずは出来る範囲で志望動機も記入していきましょう。

この時点ではそこまで気張らずとも良いです。

書類作成後はエージェントと面談を行うはずです。

まずは「信頼できるエージェントに自分自身を知ってもらう」ための履歴書という感覚で考えましょう。

実際に会社に面接するまでの間に、志望動機などの部分は修正していけば良いでしょう。

6,候補をリサーチする

次のステップは自分が働きたい会社を探すことです。

探し方は既に転職サイトに登録している方の場合はエージェントから情報収集を行います。

医療機器メーカーといえど、会社によって働き方は違います。

・大手日系の医療機器メーカー

・成果に応じて給与が変動する外資系医療機器メーカー

・立ち上がって間もない医療機器メーカー

・多数の医療機器製品を保有しているメーカー

・一つの製品にこだわり、一点集中型の医療機器メーカー

会社によってアピールポイントも違えば、働き方、給与、文化、ルールが異なります。

最終的には会社見学や、面接などでそういった点を評価しますが、まずはここでは候補を決定していきます。

ここでの大切なポイントは

「候補を一つに絞らない」

という事です。

看護師の場合は完全な「売り手市場」ですが、看護師から医療機器メーカーへ転職は「買い手市場」です。

つまり一社受けたから簡単に受かるとは限りません。

いくつか自分が就職したい会社候補をピックアップしておき、一社落ちてもの折の二社は受かるようにするなどのリスク分散を行っておく必要があります。

目標は「候補をいくつか探し、内定先をいくつか得る。」としてくと良いでしょう。

7,面接練習を行う

次のステップは面接の練習を行いましょう。

面接の練習は転職エージェントを頼ります。

実際に来ると予測される質問をエージェントから行ってもらい、本番をイメージした練習を行う事が大切です。

ここでのポイントは自分の受けたい会社によって多少面接内容が変わることを想定しておくことです。

前のステップで自分の行きたい会社がピックアップ出来ていると思いますから、会社の事業内容や、その会社の理念や取り扱っている医療機器製品を調べておきます。

型にはめすぎた返答も良くありませんが、まずはどのような質問が来るのかをしっかりとイメージしましょう。

また質問に答えるだけではなく、あなたが質問したい内容も考えておく必要があります。

なぜならば面接官は、

「あなたがどれだけ会社に興味を持っているのか」

「どれだけ能動的な人間なのか」

を評価するからです。

いくつか質問したい内容もピックアップしておきましょう。

8,面接を行い内定をもらう

最後のステップは面接を実際に行い、内定を勝ち取ることです。

小さなステップを積み重ねてきた、ここまでまずは来れたという事に自信を持ってください。

面接練習で行ったことをしっかりと生かして来ましょう。

ここでの大切なポイントは自信のある態度で、しっかりと自分をアピールする事です。

実際の面接官はこれまでのあなたの経験も評価しますが、どれだけあなたが会社に貢献出来るかを評価します。

小さな声や、はっきりとしない態度では、せっかく臨床看護師としての経験を持っていても内定はもらえません。

経験は書類でも伝えられますが、あなたがどれだけ会社に貢献できるのかをアピールするためには自信のある態度と話し方を意識しましょう。

まとめ

臨床看護師から医療機器メーカーへの転職と考えると、道のりは長いと感じ、途方に暮れそうになることもあるでしょう。

しかし実際には小さなステップを、しっかりと積み重ねていけば、医療機器メーカーの転職は可能です。

転職したいと言い続けて、働きたくない職場で働いていては人生損だと思います。

転職は一人でするものではありません。周りに支えられながら、そして自分の意志をしっかりと持っていれば叶えられない事はありません。

そのためにはまずは勇気を持って行動してみることです。

まずは小さな一歩を踏み出してみましょう。

転職オススメサイト一覧

マイナビ看護師



看護のお仕事

ナースではたらこ



MCナースネット



ジョブデポ看護師

ナースパワー人材センター



「転職の極意」

・自分はどんなキャリアを歩みたいか明確にする事

・自分に合った職場と働き方を見つける事

・転職サイトの登録で必要な情報収集する事

・必ずしも転職エージェントを利用する必要はない事、必要に応じて転職エージェントのサポートを受ける事

ABOUTこの記事をかいた人

「看護師としてのキャリアってなんだろう」 と日々考えているとある看護師 新人からHCU配属。HCU,ICU,ER経験。 新しいチャレンジをしてみたいと考え、思い切って企業に転職。外資系医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストとして働きだす。 企業で働き始め、「やはり看護は面白かった」と再考。 再び看護師へUターン。 「どうせなら新しい看護にチャレンジしよう。」と精神看護の道へ。 現在精神看護師として救急病棟で勤務している。 学歴 専門学校卒→放送大学卒(教養学) 学位授与機構で看護学士取得済