看護師×企業 クリニカルスペシャリスト 仕事で持つべき感覚

クリニカルスペシャリストという仕事は医療機器メーカーで働き、自社の医療機器製品の適正使用と普及拡大活動に努めるお仕事になります。

病院で働く看護師と比べ、クリニカルスペシャリストの働き方は全く違います。

クリニカルスペシャリストがアプローチする対象は患者ではなく、顧客先の医療従事者です。

対象が異なれば働き方が違うのは当然な事です。

しかしながら、この働き方の変化には結構なギャップがあり、人によっては相当なストレスとなるかと思います。

このギャップを埋めていく事が、病院で働く看護師から企業に転職する時の最初の壁かもしれません。

クリニカルスペシャリストという仕事において大切な事は沢山あります。

ビジネスマナーはもちろんの事、医療機器の適正使用と普及拡大のために、自分が担当する自社の医療機器の知識は相当に持ち合わせなければなりません。

また日本では、多くの海外企業が医療機器メーカーとして参入しており、外資系特有の文化であったり、ルールにもフィットしていく必要があります。

特に外資系の医療機器メーカーに転職して驚いた事は「仕事のスピード感」です。

またクリニカルスペシャリストという仕事は顧客先にアプローチする仕事です。

つまりクリニカルスペシャリストは「会社の顔」と言っても過言ではありません。

せっかく医療機器の製品が良くても、自分自身が顧客先の信頼を得ることが出来なければ会社の評判は落ちてしまいます。

自分が会社のどのポジションにあって、どのような役割があるのかという認識もしっかりと持っておくことが重要になります。

さて、前置きが長くなりましたが、ここから本題となります。

今回はクリニカルスペシャリストが「仕事で持つべき感覚」について記載していきます。

初めに結論から言いますと、

「営業的視点ばかりを持ちすぎず、あくまで患者の利益を考慮する感覚を持つ」

という事が重要な点となります。

理由について以下に記載します。

このブログで何度も記載している内容になりますが、

クリニカルスペシャリストの本来の仕事は、自分が担当する自社の医療機器製品の適正使用と普及拡大活動に努める仕事になります。

これがクリニカルスペシャリストの本来の原点であると言えます。

内資、外資、またはそれぞれの会社ごとに微妙に働き方が異なってくるとは思いますが、この基本的な仕事に+αで営業マインドを発揮していく必要があります。

つまり「営業的要素」もクリニカルスペシャリストの仕事に加わってくるという事です。

過去の記事でも一部記載しましたが、クリニカルスペシャリストは病院で働いた経験のある元医療従事者達の集まりですので、クリニカルスペシャリストは

「元医療従事者というバックグラウンドをもつビジネスマン」

と言えるでしょう。

会社の利益ばかりを追求した無謀ともとれる営業スキルを駆使したアプローチは仕事において破滅を招きます。

なぜかというとクリニカルスペシャリストが対象とする相手は医療従事者だからです。

医療従事者の対象は当然患者ですので、患者の利益を追求する点が医療従事者の特徴と言えます。

そのような相手に「患者の利益を考えていない」と思わせるようなコミュニケーションであったりすれば当然顧客先の医療従事者から嫌われるわけです。

だからこそ、クリニカルスペシャリストは病院で働いていた時の「過去の経験や思い」を生かし、

患者の利益を第一優先としつつ、営業スキルを駆使していく事が重要になります。

とはいえ、自社の医療機器製品が売れなければ、当然会社の利益となりません。

自分の担当する顧客の病院で自社製品を使ってもらえなければ、自分自身の評価が社内で下がる事にもなります。

評価が下がり続ければ、「自分への報酬」は当然上がりませんし、場合によってはクビになる可能性も0ではありません。

だからこそこの

「営業的視点ばかりを持ちすぎず、あくまで患者の利益を考慮する感覚を持つ」

というバランス感覚が重要となるわけです。

病院で働く看護師から企業に転職する看護師は色々な考えを持って転職に踏み切ることになるかと思いますが、ここもクリニカルスペシャリストを続けられるかの一つのポイントになってくるかもしれません。

患者のケアが大好きである看護師や、患者の利益を追求するためにクリニカルスペシャリストの転職を考えている場合、企業には馴染むことは難しいかもしれません。

私もクリニカルスペシャリストとして働く上で悩んでいる事が多くあります。

また多くの看護師が今後の自分のキャリアについて悩んでいるかと思います。

とはいえ、看護師で働いたという経験は消えてなくなるわけではありません。

様々な所で看護師が必要とされていて、多くの選択肢が看護師にはあるということは紛れもない事実だと私は思っています。

こんなとある看護師のブログが、誰かの看護師としてのキャリアの参考になれば幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

「看護師としてのキャリアってなんだろう」 と日々考えているとある看護師 新人からHCU配属。HCU,ICU,ER経験。 新しいチャレンジをしてみたいと考え、思い切って企業に転職。外資系医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストとして働きだす。 企業で働き始め、「やはり看護は面白かった」と再考。 再び看護師へUターン。 「どうせなら新しい看護にチャレンジしよう。」と精神看護の道へ。 現在精神看護師として救急病棟で勤務している。 学歴 専門学校卒→放送大学卒(教養学) 学位授与機構で看護学士取得済