看護師×企業 「クリニカルスペシャリスト」臨床看護師が転職して苦労するポイント

クリニカルスペシャリストとは

「自社製品の医療機器の適正利用と、普及・拡大」

に努めるお仕事になります。

私はまだクリニカルスペシャリストという仕事に携わるようになってから、日が浅い方ではありますが、日々仕事への充実感を感じています。

クリニカルスペシャリストの仕事して、顧客先の医療従事者の方とディスカッションをしながら、自社の医療機器の使用方法の方向性を決定していく事、そして医療従事者が自社製品の使用にあたり困っていることを解決することも行います。

クリニカルスペシャリストという仕事は大変やりがいがあり、「沢山働いて、認められた分だけ給料が上昇していく」

これがクリニカルスペシャリストの仕事の魅力になります。

ただしクリニカルスペシャリストのお仕事は大変な部分も多々あります。

それは顧客先の医療従事者の方との立ち位置やコミュニケーションが難しいという事です。

クリニカルスペシャリストは一般企業に勤める職種となります。

一方、医師や看護師、臨床工学技士など、私たちクリニカルスペシャリストが関わる職種の方は病院に勤める方です。

つまりクリニカルスペシャリストは病院の外の人間なのです。

そのため、顧客先の医療従事者の方とお話しする際は、言葉遣いやマナー、その他身だしなみや、対応方法など細部にわたり気を付ける点が多くあります。

私が臨床看護師として働いていた時、あまりマナーや話し方など気を付けていたことはありませんでした(もちろん最低限のマナーは守っていましたし、患者さんとのコミュニケーションは大切にしていました)。

またその他多くの看護師がそのような態度であったことは否めません(もちろん、すごく言葉遣いやマナーが出来ている看護師も少数いました)。

こういった背景もあり、マナーや言葉遣いについて勉強してこなかった私は、クリニカルスペシャリストに転職してから非常にこれらを学習することに苦労しています。

また私の周りのクリニカルスペシャリストも入社してからのマナーや言葉遣いの学習が大変であったと言っています。

もう一度言いますが、クリニカルスペシャリストは病院の外の人間です。

自社製品を使っていただくために、顧客先の病院に伺うという姿勢を忘れてはならないのです。

クリニカルスペシャリストという仕事は医療機器を扱う仕事ではありますが、あくまでも医療従事者とのコミュニケーションを行う事がメインの仕事になります。

そこで最も大切となるのが

信頼関係

となります。

これが最も大切な事であり、最も大変なことです。

先ほどもお話ししましたが、クリニカルスペシャリストは病院の外の人間です。

それは顧客先の医療従事者の方も分かっています。

クリニカルスペシャリストが医療従事者の方と信頼関係がしっかりと構築されていれば、それなりにクリニカルスペシャリストも顧客先の医療従事者の方にアプローチがしやすいのですが、

その逆もあります。

医療従事者の方と信頼関係が構築しきれていない場合は、クリニカルスペシャリストの提案をなかなか受け入れてもらえなかったり、時には冷たい態度をとられてしまうこともあります。

さらにはその顧客先の病院の中で、自社の医療機器製品の使用の賛成派と反対派もいる場合もあります。

そうあるのも当然と言えば当然で、自社の医療機器製品が

使いやすいかor使いにくいか

という感じ方の違い方もあるのでしょうし、元々使い慣れていた医療機器製品から、新しい医療機器製品への移行に関しても違和感を感じる医療従事者の方もいるのではないかと思います。

そういった医療従事者の方に寄り添い、サポートしていくのもクリニカルスペシャリストの仕事になります。

自社の医療機器製品が使いにくいと思っているのであれば、どこが使いにくいのか、どうすれば使いやすく感じてもらえるのかなどの説明やアプローチを行う事がクリニカルスペシャリストの仕事です。

また自社の医療機器製品の効果を感じてもらうためにどのような内容を説明し、どのような方法で、どんなタイミングで使用してもらう必要があるのかなどを説明やアプローチをしていくこともクリニカルスペシャリストの仕事になります。

正直な所、これはそのクリニカルスペシャリストがどれだけ自社の医療機器製品の知識をもっていて、それに付随する知識をつけているか

問題把握能力、問題解決能力、そして人柄なども大きく左右するのではないかと思います。

クリニカルスペシャリストの仕事の大変だと思う部分を挙げました。

しかしこれは捉え方によっては大きな魅力となるはずです。

看護師時代、私は今の医療機器の世界を知りませんでした。

これほど病院や医療が色々なものに支えられて成り立っていることを知りませんでした。

これほど一つの医療機器の製品を一生懸命勉強して、病院訪問に医療機器の会社の人が来ているとは知りませんでした。

自分が臨床看護師時代、勉強不足で無知であったのは否めませんが、

病院の外に出て初めて、新しい世界を発見しました。

元臨床看護師の私が看護師時代、このようなスキルや考え方を身に付けるために努力をする日々がくるとは思ってもいませんでした。

それほど、医療機器の世界、クリニカルスペシャリストの仕事の学びは多岐に渡ります。

クリニカルスペシャリストとなり、まだ日が浅い私は、まだまだ苦労ばかりではあります。

しかし、新しい世界を発見できたことにわくわくしています。

臨床看護師から、クリニカルスペシャリスト転職は良かったと今の時点では感じています。

クリニカルスペシャリストとしてより精進できるように頑張っていきたいと思います。

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「転職の極意」

・自分はどんなキャリアを歩みたいか明確にする事

・自分に合った職場と働き方を見つける事

・転職サイトの登録で必要な情報収集する事

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ABOUTこの記事をかいた人

「看護師としてのキャリアってなんだろう」 と日々考えているとある看護師 新人からHCU配属。HCU,ICU,ER経験。 新しいチャレンジをしてみたいと考え、思い切って企業に転職。外資系医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストとして働きだす。 企業で働き始め、「やはり看護は面白かった」と再考。 再び看護師へUターン。 「どうせなら新しい看護にチャレンジしよう。」と精神看護の道へ。 現在精神看護師として救急病棟で勤務している。 学歴 専門学校卒→放送大学卒(教養学) 学位授与機構で看護学士取得済