現在私はクリニカルスペシャリストとして、外資系企業に勤めています。

聞こえは良いですが、私はただの凡人です。英語も出来ませんし、ビジネススキルもまだまだの人間ですので、日々努力しています。

今回は実際に外資系企業に勤めている元臨床看護師の私が感じていることを記載していきます。

外資系企業とは

外資系企業(がいしけいきぎょう)とは、外国法人又は外国人が一定程度以上の出資をする日本企業(通常は株式会社だが合同会社も増えている)をいう。口頭表現等では「外資系」「外資」と略称することも多い。

Wikipediaより引用

私が外資系企業に勤務を始めてから一番驚いたこと、それは

スピード感が恐ろしく早い

ということです。

外資系企業は、完全なTOPーDOWNの元で動きます。

ここでのTOPとは海外の本社にあたります。

どのように海外本社で会議が行われているかは全く知りません。

ですが海外本社、または日本支社で問題が起きた際の問題処理をするための指示の出るスピードが半端ではなく早いです。

最近はCOVID19の影響が日本経済に大きな打撃を与えていますが、このような事態になる前に

かなり早い段階で大規模な働き方改革や、人員配置が大きく変わりました。

(身元バレを防ぐためあまり詳しい内容はお話しすることは出来ず申し訳ありません)

しかも、海外から指示が出た瞬間、日本支社もかなり早いスピードでこれらの改善が開始されました。

正直本社の指示出るスピード感と、それらを実行する現場のスピード感も早すぎて、かなり衝撃を感じました。

私は以前とある総合病院で働いていました。

病院時代ではこのようなスピード感のある改善や、変革はなかなか経験することが出来ませんでした。

何をするにもまずは

直属の上司に確認→その後主任に→その後師長に→その後病棟会議に→必要であれば看護部に相談

といった、かなりの段階を経てから行動が決定することが多かったように感じます。

逆に

看護部→師長→現場と指示が出ますが、TOPと現場の意見の相違があることが多く、多くのスタッフがその指示に対して納得しない状態で行動が始まります。

その結果たらたらと文句を言いながら行動を開始することになるので、かなりスローペースで行動が始まっていたように思います。

仮に看護部の指示が素早く現場に浸透しなくても、クビになることはありませんし、給料が変わるわけでもありません。

ですからこのように比較的ゆっくりと上司の指示に対してはゆっくりと現場が行動していたように感じます(※私が働いていた病院の場合です)。

話は戻りますが、このように海外本社の出す指示のスピード感と、その指示を実行に移す現場(日本支社)のスピード感は早いです。

それは利益をとことん追求する外資系企業ならではであると思います。

実際の所、このスピード感に慣れるのにはかなり時間がかかるかと思います。

私の場合は、まだこのスピード感に慣れていないので、日々驚き、衝撃を受けながら必死に働いています。

しかし、こういったスピード感に慣れなければ外資系企業で長く働くことは出来ないのではないかと感じます。

また性格的に、ゆったりと働きたい、精神的にゆとりをもって働きたいという方であってもこの働きかたは難しいのではないかと感じます(とある看護師も結構疲れるなあと思って働いています)。

外資系企業で働き始めてから、その他にも

「個人で黙々と着実にやり切る力」

がとても大切であることに気づきました。

どの会社でも中途採用はあるかと思いますが、

外資系企業の場合は「即戦力」を求めています。

もちろん、外資系企業でも中途教育に力を入れている会社もあるようですが、基本的には「ゆっくりと教育する」というスタイルではありません。

・自分で考えて自分で課題点を発見し、自分で解決する

という圧倒的な当事者意識を持って働かなければならないのが外資系企業であると感じました。

もちろん、こういった意識はどの職場でも、職業でも必要ですし、大切なことです。

しかしながら、日本企業の場合はこのように当事者意識を持って働かず、のらりくらりと働いて給料を頂いている人もいるのは事実です。

私が過去に働いていた地方病院でも、のらりくらりと働き、給料だけは一丁前にもらっていくお局看護師さんがいたのも事実です。

周りの看護師から文句を言われても、のらりくらりとしていればクビにならずに済む看護師もいました。

おそらくこのように、のらりくらりと問題ごとを避けるように働いている人間は外資系企業において働くことは出来ないと思います。

なぜかというと、結果を出せない人間はクビになるからです。

仕事しない人、結果を出さない人はクビになります。

仕事はそれぞれ個人個人に任せられるのが外資系企業の特徴です。

「誰かがやるからまあいっかー。」

といった気持ちで、人任せにしていても

誰も自分の仕事を終わらせてくれません。

上司から任せれた仕事はあくまでも「自分に任された仕事」です。

上司から任された仕事は何としても自分で達成しなければならないのです。

当事者意識を持って働き、なおかつ結果を出さなければなりません。

このように任された仕事を、個人で着々と行動を続け結果を出せなければ、外資系企業で生き残ることは困難だと思います。

(私も結果を出さなければクビになるかもしれない、と思って日々必死に働いています)

クビ、クビ、クビ

と恐ろしいワードを連呼していますが、その分良いこともあります。

それは

頑張った人にはちゃんと評価をしてくれる

ということです。

上司の話しを伺ったところ、

「頑張った分だけ給料は上がる」

「同じ年代の仲間と比べても外資系企業は高い給料をもらえる可能性がある」

と教えてもらいました。

非常に夢のある言葉ですね。

病院で働いていた時は、

・患者へ提供しているケアの質を評価されることはなく

・必死に勉強して患者のケアを提供しても評価されることは無く

頑張っている人も頑張っていない人も

同じ同期であれば給料は変わらない、全員が同じ一定の昇給率

でした。

みんな同じ歩幅で、同じペースで歩くことが出来ないように、

同じスピードで成長することはありませんし、同じように仕事が出来るわけでもありません。

頑張っている人に、結果を出している人に、給料を高く払う

こういった事は間違いなく個人のモチベーションは上がると思います。

外資系企業の場合はこのようにしっかりと評価をする体制が整っているため、そういった点は大変魅力的だと感じます。

外資系企業で働くということは、良い面も悪い面もあるのは事実です。

病院で働くという事においても、良い面も悪い面もあるのが事実です。

私の場合は、

病院で看護師として働くことは遣り甲斐を持っていた反面、

頑張って働いている人とだらだら働いている人の給料が同じだったこと

長年働いているお局看護師が新しい芽を潰していくのを目の当たりにしてつらかったこと

など、臨床看護師として働いていく中でどんどんやるせないことが多いと感じることが多かったです。

新しい働き方をしたい、もっと成果を認めてもらえる働き方をしたい、新しい視野を発見したい

そういう思いでクリニカルスペシャリストの転職を決めました。

同じことを先ほど記載しましたが、大切なのは

「自分が働くことに対してどのような価値観を持っているのか」

「自分がどのように働きたいのか」

「自分は会社にどのように評価されたいのか」

こういった自分自身の思いであると思っています。

外資系企業で働くことについて、私は良い面も悪い面も感じていますが、日々充実感を持って働くことが出来ています。

今回は外資系企業で働くことについて記載しました。

看護師免許を持っている方はクリニカルスペシャリストとして日系企業や、外資系企業で働くことが出来ます。

その他様々な所で看護師は必要とされています。

特に看護師免許を持っている方はこういった働き方の選択肢もあるということを多くの看護師の方々に知ってもらいたいなと思っています。

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ABOUTこの記事をかいた人

「看護師としてのキャリアってなんだろう」 と日々考えているとある看護師 新人からHCU配属。HCU,ICU,ER経験。 新しいチャレンジをしてみたいと考え、思い切って企業に転職。外資系医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストとして働きだす。 企業で働き始め、「やはり看護は面白かった」と再考。 再び看護師へUターン。 「どうせなら新しい看護にチャレンジしよう。」と精神看護の道へ。 現在精神看護師として救急病棟で勤務している。 学歴 専門学校卒→放送大学卒(教養学) 学位授与機構で看護学士取得済