クリニカルスペシャリストという職業は、医療機器メーカーで働く元医療従事者達で成り立っている職業であり、顧客先の病院に医療機器の適正使用使用して頂けるようにサポートする仕事になります。

クリニカルスペシャリストという仕事は、看護師または臨床工学技士等の国家資格を有していないと慣れない職業であり、臨床経験のある医療従事者(特にその製品に関わる分野に携わったことのある医療者)が採用されやすい傾向にあります。

また看護師からクリニカルスペシャリストに転職するにあたっては、メリットもデメリットもあるためその両方をしっかりと把握してから転職に踏み切ることをオススメします。

クリニカルスペシャリストの転職のメリット、デメリットの記事はこちら↓

上の「クリニカルスペシャリスト」転職のメリット、デメリットの記事と少し被る記事ではありますが、今回はより詳しくクリニカルスペシャリストの遣り甲斐3点を説明していきます。

目次

①その製品のスペシャリストにならなければならない

②特定の分野においては医師と対等に話せなければならない

③クリニカルスペシャリストの出番は多い

①その製品のスペシャリストにならなければならない

クリニカルスペシャリストという仕事はこれまで何度もお話ししていますが、

「顧客先の病院に医療機器の適正使用使用して頂けるようにサポートする仕事」

です。

当然ですが、その医療機器に関する知識についてクリニカルスペシャリストは完璧に身に付けていないといけません。

顧客先の医療従事者が困っている時や医療機器のトラブル等があれば、クリニカルスペシャリストの出番です。

すぐに対応できるように、知識は完璧にしておき、なおかついつでも対応できるように万全の体制を整えていなければなりません。

緊急性の高い症例に使う医療機器を取り扱うことが多いのがクリニカルスペシャリストです。

そのため、顧客先の対応はよりスピード感をもって的確に話す力も身に付けなければなりません。

こういった点がクリニカルスペシャリストの大切な姿勢になります。

医療機器は間違えて使用されると、患者さんの命に直結してきます。

誤った情報を伝えれば、患者に不利益をもたらしてしまいます。

それだけクリニカルスペシャリストの仕事はやりがいがあり、そして責任の思い仕事になっています。

②特定の分野においては医師と対等に話せなければならない

クリニカルスペシャリストは自社製品の医療機器の知識は当然の事、その医療機器に関する特定の分野においても相当な知識量を必要とします。

整形系の医療機器であれば、整形系分野の知識

循環器系の医療機器であれば、循環器系分野の知識

脳外科系の医療機器であれば、脳外科系の分野の知識

救急系の医療分野であれば、救急系の分野の知識

等、それぞれの分野において知識が必要です。

それはなぜか。

治療分野に大きく直結する医療機器の場合、その分治療側の知識が必要であり、その分医師と話をする機会が多くなるからです。

・その医療機器はどの症例に適していて、どの症例は使用しないほうが良いのか、それはなぜか

・実際に臨床研究ではどのような症例で成果を上げているのか

・では例外はないのか

・緊急でこの症例に医療機器を使おうと思うが、気を付ける点はないか

そういった内容を医師から聞かれたり、その他の医療従事者に聞かれるケースがあります。

そういった点から医療機器の知識だけでなく、その医療機器に関する分野の知識をつけておかなければ、顧客先の医師、その他医療従事者からの質問に対して対応できないことになります。

ですから、自社製品に関する分野の知識もつけておかなければならないのです。

③クリニカルスペシャリストの出番は多い

自社がどの分野で、どのようなタイミングで使用されるか(緊急で使用されるケースが多いのか、それとも、緊急以外で計画的に使用されるケースが多いのか)によってクリニカルスペシャリストの働き方は大きく異なってくるとは思いますが、

基本的には自社の医療機器製品を顧客先の病院が使用する際、不安があったり、疑問があればクリニカルスペシャリストに連絡が来ます。

特に緊急で使われるケース場合は、夜中でも休日でもクリニカルスペシャリストに連絡が来る場合があり、緊急で顧客先の病院に向かわなければならないケースもあるようです。

ですから、常にそういったケースに備えて夜間寝る間も近くに携帯電話を置き、緊急時に備えるということがあるようです。

夜中でも電話が来るのではないかと気が休まらない

・緊急呼び出しの場合はすぐに顧客先の病院に行かないと行けないので休みの日でも気が休まらない

と感じているクリニカルスペシャリストもいるようです。

このようにクリニカルスペシャリストは

「遣り甲斐を強く感じる反面」

「仕事の責任が重く苦悩する」

こともあるようです。

まとめ

私はクリニカルスペシャリストとしてはまだまだ経験が浅く、立派なクリニカルスペシャリストになるには長い歳月を要します。

大切なことはクリニカルスペシャリストの仕事の本質を捉え、決めたゴールに向かって着実に進んでいくことだと思っています。

今回の記事は、多くのクリニカルスペシャリストの上司から話を伺って完成した記事になっています。

このような上司を見ていると、クリニカルスペシャリストの仕事の大変さを改めて感じると共に、それだけ遣り甲斐のある仕事だと感じます。

自分自身、このようなクリニカルスペシャリストになれるよう日々努力していきたいと思います。

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ABOUTこの記事をかいた人

「看護師としてのキャリアってなんだろう」 と日々考えているとある看護師 新人からHCU配属。HCU,ICU,ER経験。 新しいチャレンジをしてみたいと考え、思い切って企業に転職。外資系医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストとして働きだす。 企業で働き始め、「やはり看護は面白かった」と再考。 再び看護師へUターン。 「どうせなら新しい看護にチャレンジしよう。」と精神看護の道へ。 現在精神看護師として救急病棟で勤務している。 学歴 専門学校卒→放送大学卒(教養学) 学位授与機構で看護学士取得済