看護師に放送大学をオススメする4つの理由

私は現在、放送大学で通信授業を受講しています。

皆さんは、看護師になってから看護以外の勉強をしていますか?

看護師になってからというもの、日勤だけはなく夜勤があったり不規則な生活習慣のなかで学習を継続するというのは簡単な事ではありません。

だからこそ、そういった環境の中で看護以外の学習をするということは新しい発見や、新しい目標を見つけ出すヒントにつながるかもしれません。

今回は、看護師に放送大学をオススメする4つの理由と、とある看護師の経験も踏まえながら記載していきたいと思います。

目次

①視野が広がる

②キャリアアップにつながる

③自分のペースで学習できる

④日々の仕事のモチベーションが上がる

①視野が広がる

まず視野が格段に広がります。

放送大学には、

・生活と福祉コース

・心理と教育コース

・社会と産業コース

・人間と文化コース

・情報コース

・自然と環境コース

と6つのコースが準備されており、専門的な学習をそれぞれのコースで学ぶことが出来ます。

放送大学の長所は何といっても、様々な授業を、自分でカスタマイズし、通信授業を受けられるところにあると思います。

私の場合は、看護系の授業では、災害看護学や看護管理学を受講しています。

その他には、教育心理学、社会心理学、人格心理学などの心理科目や

看護領域からもう一歩視野を広げたいと思い、健康社会学や貧困についての学習、公衆衛生学なども受講しています。

看護師という職種は、看護に特化した学習を行うことが一般的です。

しかし、実際に働く中で

・なぜ上司はこのような言い方をするのか

・後輩の指導をどのように行っていけばよいのか、なぜ私の言っていることが分かってくれないのか

・なぜ、繰り返し入退院をしてしまうのか

・なぜこんな状態になるまで病院にこれなかったのか

・なぜこの患者はこれほど理解度が低いのか

などいろいろ疑問に思ったことはありませんか?

臨床の疑問や、問題を解決するヒントが放送大学の様々な授業に隠れています。

・上司はあるリーダーシップ論の元そのように対応しているかもしれません

・初めて行うということに対して、後輩はどのような心理が働いているでしょうか。

・繰り返し入退院を繰り返す患者は、貧困やスティグマ、家族や、周りの環境の影響によって入退院を繰り返しているのかもしれません。

・患者の理解度が低いという思考は、医療者の偏見かもしれません。

看護学以外の分野での学習が臨床の問題の解決につながります。

放送大学の学習があなたの視野を広げてくれることは間違いないでしょう。

また私の場合は看護師から企業へ転職する一つのきっかけとなりました。

(2020年4月より医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストとして働いています)

②キャリアアップにつながる

放送大学での通信授業をとり、必要な単位を取得すると、学士(教養学)、いわゆる大卒と同等の学歴を取得することが出来ます。

また、専門学校卒の看護師の場合は、生活と福祉コースを申請し、必要な単位を取得後、学位授与機構の申請し合格をもらえれば、学士(看護学)も取得可能です。

学士を取得すれば修士、すなわち大学院の可能性も視野に入ってきます。

・臨床の疑問を研究したい

・大学の看護教員を目指す

・その他企業での研究職につきたい

・さらにキャリアの視野を広げたい

と思えば大学院が必須になります。

そのためには、まず放送大学で、学士を取得するとともに、自分が目指すべき方向性も放送大学で定めておくことが重要であると考えます。

またキャリアアップというのは進学だけを意味するものではありません。

視野を広げた結果、

・地域医療に携わりたいと思い訪問看護を目指したり

・患者のターミナル期にある看護ケアを追求したいとターミナルの専門病院に転職すること

・全く違う職業を目指してみること

これらもキャリアアップです。

放送大学で学ぶことにより、キャリアアップを目指しましょう。

③自分のペースで学習できる

放送大学は半年毎に、自分が受けたい授業を申請し、半年かけて学習していきます。

そのため、委員会などで忙しい時期はゆっくりと、落ち着いている時期は短期集中で沢山の授業を受講する、など自分ペースで学習を進めることが出来ます。

私の場合は、数か月後から転職活動が始まりますので、ペースを上げて13科目を半年で受講しました。

同じ病院に働く、子供が二人いるお母さんナースは、5年くらいかけて卒業を目標にしており、半年に3~5科目を受講している方もいます。

その他、男性の先輩ナースは、海洋のプランクトンを調べに行く授業(面接授業と言い、その地方ごとに特別に開催している授業です)を受けに長崎まで行く強者もいます。

しかし基本的にはパソコン一台あれば、自宅で一人で学習し、半年ごとにテストを受けて合格すれば、単位が取得できますので、自分のペースは乱されずに行うことが可能です。

④日々の仕事のモチベーションが上がる

新しい学習をするということは、とても新鮮さを感じることができます。

また一見、看護とは全然関係ないような学習をしていると思えても、授業を進めていくにつれて、日々の仕事に生かせそうな部分を発見したり、看護に役立つような知識も取得できます。

それらの発見は、自分自身の人生を豊かにすると共に、日々の仕事のモチベーションの向上に必ずつながります。

また放送大学に入学されている方は、私たちのようなキャリアアップを目指す看護師もいますが、それはほんの一部にすぎません。

半年毎にテストを受けるのですが、その会場には、スーツを着たサラリーマンらしき方を初め、高齢の方もいたりします。

また高齢の方の中には、重たい鞄を持ちながら、杖を必死について歩いている方もいます。

様々な年齢の方が、「学びたい」という強い意志を持ち放送大学に通っています。

感動すら覚えます。

それほどまでに「学びたい」という方々と一緒にテストを受ければ、おのずと自分のモチベーションも上がってきます。

自分のこの方たちに負けないようにもっと頑張ろうと思います。

そういったモチベーションを上げてくれるのも、様々な年齢層が入学されている放送大学の魅力と言えます。

まとめ

看護師に放送大学をおすすめする理由を書きました。

良い教育とはなんでしょうか。

有名な大学教授から授業を受けることでしょうか。

有名な大学での授業でしょうか。

それはもちろんあるかもしれません。

しかし、それ以上に大切な事は、自発的な学習姿勢と態度であると私は考えます。

自発的に授業を受けるのはもちろんですが、それは日常生活に生かされてこそだと私は思うです。

看護師であれば、自分の学んだことがどのように患者の利益につながるのかを考える必要がありますし、

一人の人間としてであれば、自分の学んだことを、どのように自分の生活に取り入れるか、もっと大きな括りにすれば、自分の人生にどのように取り込むのかという事です。

このように考えられるようになったのも、放送大学での授業があってだと私は感じています。

皆さんもぜひ放送大学での学習をおすすめします。

転職オススメサイト一覧

マイナビ看護師



看護のお仕事

ナースではたらこ



MCナースネット



ジョブデポ看護師

ナースパワー人材センター



「転職の極意」

・自分はどんなキャリアを歩みたいか明確にする事

・自分に合った職場と働き方を見つける事

・転職サイトの登録で必要な情報収集する事

・必ずしも転職エージェントを利用する必要はない事、必要に応じて転職エージェントのサポートを受ける事

ABOUTこの記事をかいた人

「看護師としてのキャリアってなんだろう」 と日々考えているとある看護師 新人からHCU配属。HCU,ICU,ER経験。 新しいチャレンジをしてみたいと考え、思い切って企業に転職。外資系医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストとして働きだす。 企業で働き始め、「やはり看護は面白かった」と再考。 再び看護師へUターン。 「どうせなら新しい看護にチャレンジしよう。」と精神看護の道へ。 現在精神看護師として救急病棟で勤務している。 学歴 専門学校卒→放送大学卒(教養学) 学位授与機構で看護学士取得済