ERで働く看護師が大切にしたい事

救急外来という場所は、一言でいうと

何が起きるか分からない現場

だからこそ救急外来で働く看護師は大切なポイントに注意して働く必要があります。

今回は救急外来で大切な事について記載していきます。

目次

①常識を疑う

②最悪のシナリオをイメージする

③体力を温存しておくこと

④全員で協力すること

①常識を疑う

救急外来では衝撃的なエピソードが多々あります。

例えば

・頭がずきんとすると言ってWalkinで来た患者が、CTを撮ってみると、脳出血であった。

・「なんか背中が痛いんだよね。」と言ってWalkinであった患者が大動脈解離であった。

この時の、私たち医療者の冷や汗の出かたは半端ではありません。

何度も起きるわけではないからこそ、突然想像していなかった事が起こると、人はパニックになったり、冷静さを欠いたりします。

「そういうことも起こるんだ」という経験則と共に、いつでも冷静でいれるように努める必要があります。

救急外来では常に何が起こるかわからないことを肝に銘じておく必要がある共に、

「冷静さを失いそうになったら、一度大きな深呼吸をする。」などの”自分ルール”を設定しておくのも大切です。

②最悪のシナリオをイメージする

病棟と違って、救急外来は「診断名がない状態」の患者を対応します。

すなわち、病棟では診断疾患→症状と見れますが、救急外来は症状→???(疾患名)を診断していくことになります。

そのため、救急外来に来院された患者は、病歴聴取(AMPLEなどを参照)をし、フィジカルアセスメントや、画像検査などを駆使し、診断名を付けていくことになります。

そこで大切なことは最悪のシナリオをイメージすることです。

「常識を疑え」にも被ってきますが、軽症としてみるより、重症の可能性を想定して動かなければ、重大疾患の見落としの可能性があります。

たとえば胸痛を主訴としてきたらまず重症疾患「大動脈解離」や「心筋梗塞(STEMI)」の否定をすぐさま行います。

大動脈解離除外のため、病歴聴取の他、すぐ行えるエコーの評価、四肢血圧、単純CT(疑わしければ造影CT)、採血

心筋梗塞除外のため、12誘導心電図、その後エコーや画像検査、採血(疑わしければ、時間経過に伴い追加採血)

としていきます。

救急外来において、「最悪のシナリオをイメージして重大疾患の除外をしていく」ことが大切なのです。

③体力を温存しておく

一度救急外来に「波」がくると引かなくなることがあります。

つまり、大人数の患者が来院して、忙しくなることです。

だいたい救急外来は常に忙しいというわけではありません。

しかし、重症症例がこれば、もちろん全力で患者のために働かなければなりません。

重症症例の救急車が次々ときて、8時間ぶっ通しで働き続けることもあるのです。

いつそうなるのか誰も予測がつきません。

そのため、落ち着いているときはとにかく椅子に座りましょう。

救急外来ではOFFモードが必要です

とにかく休めるときに休んで体力を温存していくところがポイントになります。

④全員で協力すること

救急外来は一つのチームです。

忙しければ忙しいほど、しっかりと個人個人で声を出し合ってコミュニケーションをとっていかなければなりません。

とくにCPA蘇生後だったり、重症外傷患者などで現場が混乱しやすい状況だと、

日ごろのコミュニケーション力の高さが、患者の命を救うことに繋がります。

指揮者を中心として、誰が何をしているのか、声をかけあってプレーしていきます。

またコミュニケーション不足が重大インシデント、アクシデントにもつながりますので、そのような点からも、「みんなで協力する意識」が大切になります

まとめ

救急外来では本当に衝撃的な出来事が多々起こります。

だからこそ落ち着いて対処することが重要なポイントです。

バイタルサインは安定しているか、ショックの兆候はないか、一人で対応できるか

落ち着いて一つ一つ考えつつ、テンポよく、考えなければいけません。

時間的制約があるシーンも多く、その場ですぐに判断を要する事も多々あります。

救急外来は病棟とはまた違う特殊な部署です。

興味のある方はぜひ救急外来に踏み込んでください。

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ABOUTこの記事をかいた人

「看護師としてのキャリアってなんだろう」 と日々考えているとある看護師 新人からHCU配属。HCU,ICU,ER経験。 新しいチャレンジをしてみたいと考え、思い切って企業に転職。外資系医療機器メーカーのクリニカルスペシャリストとして働きだす。 企業で働き始め、「やはり看護は面白かった」と再考。 再び看護師へUターン。 「どうせなら新しい看護にチャレンジしよう。」と精神看護の道へ。 現在精神看護師として救急病棟で勤務している。 学歴 専門学校卒→放送大学卒(教養学) 学位授与機構で看護学士取得済